2021/04/01
〇視覚スクリーニング検査(スポットビジョンスクリーナー)
より早期に不同視・屈折異常などを発見し、4歳までに適切な訓練・治療を行うことができれば視力はかなり回復し、お子さんの50人に1人に認められる「弱視」と言われる状態になることを予防できます。
以下の症状が気になる場合は当検査をお勧めしますので、ご相談下さい。
・テレビや絵本を見るときに目を細めたり、首をかしげる。
・つまづきやすい、転びやすい。
・テレビを見る位置が以上に近い。
・絵や物を間違えることが多い。
・階段を異常に怖がる。
※当院での健診や園医をしている保育園・幼稚園健診(3歳児)でも発見例あり。
〇聴覚スクリーニング検査(OAEヒアリングスクリーナー)
気付かれていない「難聴」が言語や情緒的発達の遅れの原因となり、お子さんの学力等に悪影響を及ぼすことが研究で示されています。
特に就園・就学に伴い、学習や言語発達の遅れを認める場合や新生児聴覚検査未実施の方には、当検査をお勧めします。
また、ムンプス難聴や反復性中耳炎・滲出性中耳炎治癒後の聴力検査にも有用です。
(但し、3歳以上で静かにできるお子さんが対象になるかと思われます。)
※当院でも検査が可能なので、ご相談下さい。
ー名東区 小児科 長坂こどもクリニックー